そもそもなぜ外付けなのか
DY-RS10のようにわざわざ外付けにするではなく、DIGAの中にDTCP+ルータ機能を入れ込めばよかったのではないか、と思う人も多いと思う。必ずしもすべてのユーザーに必要な機能ではないかもしれないが、DIGA内の機能と共通化すれば、それほどコストをかけずに実装できるはずだ。まあ、別々になっていることで取り外して持って行けるという使い方もできるわけだが、それは本来想定された機能ではないだろう。
DIGA内に内蔵できなかったのは、ARIBの規定のためと言われている。具体的には、TR-B14 第3分冊 5.4「インターネットの再送信に関わる機能制限(8-16ページ/リンク先はPDF)」に、これに関する記述を見る事ができる。
抜粋すると、「デジタルコピー制御記述子のdigital_recording_control_dataによってコピーが制限されているコンテンツ及びコンテント利用記述子のencryption_modeにより保護が指定されているコンテンツを、インターネットに再送信することにつながる出力にコンテンツを出力できるような機能を受信機の機能として有してはいけない」という部分。
この中にある、「受信機の機能として有してはいけない」という部分から、テレビチューナが搭載されているテレビやレコーダといった機器には、DTCP+による再送信機能を入れられないことになる。従ってアイ・オー・データ機器のHVL-A/ATシリーズはチューナの無いNASに機能を持たせているわけであり、DY-RS10も外付け機器として作られているというわけだ。
ただ、なぜこのような制限がなければならないのかの具体的な説明は規定には書かれていないため、何を懸念してのことなのかはわからない。
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